デジタルイラストの練習をしたいけど、
初心者向けのデバイスは何がいいのかな?
こんな人向けの記事です。
これからデジタルイラストを本格的に始めたい人は、デバイス(機材)の種類の多さに驚いているかもしれません。
この記事では、筆者が過去にデバイス選びに失敗した経験を活かして、デジタルイラスト初心者にとって最適な「iPad」について解説していきます。
デバイス選びに失敗したくない人は、記事をチェックしてみてください。
初心者がやってしまう失敗例
まずは初心者がデバイス選びでやりがちな失敗例から見ていきます。
iPadのついての詳細を早く知りたい人は、「デジタルイラスト初心者なら、iPadが最適である理由」まで飛ばしてください。
1,自分にとって使いにくいデバイスを選んでしまう
デジタルイラストを描くデバイス(機材)は、幅広い種類があります。
大きく分けて、以下の3種類に分けられます。
iPad
・持ち運びが楽で場所を選ばず絵が描ける
・初心者用からプロ用まで種類が豊富
・アクセサリの種類が多く、充電切れに気をつける必要がある
液タブ(液晶タブレット)
・パソコンと繋いで使用するものが多い
・パソコンの広い画面と、手元の画面の両方をを見ながら描ける
・液タブやパソコンのスペック、ソフトとの相性によって動作しないことがある
・価格が高いものが多い
板タブ(板タブレット)
・パソコンと繋いで使用するものが多い
・パソコンの広い画面を見ながら描ける
・液タブより安い
・iPadや液タブより使いにくい
アナログ絵に近い感覚で描けるのは、iPadが一番です。
液タブと板タブは、手元とパソコンの画面の両方を見ながら描く必要があるため、初心者はイメージ通りの絵が描けないことが多いです。
もちろんプロのイラストレーターさんも使用しているので、慣れればとても便利なものです。
しかし、板タブ・液タブは、慣れるまでのハードルが高いと感じています。
趣味で始めるなら、iPadから試してみましょう!
2,とにかく最初は「練習だけ」をしてしまう
絵を早く上達させるためには、使いやすいデバイスやアプリを選ぶことはもちろん大切です。
しかし、もっと早く上達させる方法があります。
それは、自分の描いた絵を他の人に見てもらうこと。
TwitterやInstagramなどのSNSに、自分の描いた絵をアップしていくと、反応がもらえるので、技術力を磨くことに積極的になれます。
すでに多くの人がこの方法を使っているので、あなたもぜひ、自分の描いたイラストをアップしてみてください。
iPadを使えば、「絵を描くこと」と「SNSにアップすること」を、どこでも手軽にできます。
デジタルイラスト初心者なら、iPadが最適である理由
- アナログに近い感覚で絵が描ける
- 絵を描いてSNSにアップするまでを、iPad1つで完結できる
- iPadはコスパの良いお絵描きツール
自分は以前、液タブを使っていましたが、アナログ絵を描くのとは違う、デジタル絵を描くときの独特の感覚に違和感を覚えていました。
液タブや板タブは確かに便利ですが、イラストの仕事を受注できる段階になってから買うことを検討した方が良いかもしれません。
特に液タブは高いので、同じ金額を出すのであれば、iPadより性能の良いiPad AirかiPad Proをおすすめします。
自分に最適なiPadを見つけるためには
ここでは、あなたにとって最適なiPadを紹介します。
自分にはどのiPadが合っているか、チェックしてみてください。
iPadが向いている人
- これから絵の練習を始める人
- iPadを使うのは初めての人
- 「趣味で絵を描く」と決めている人
- iPadは「絵を描くためだけ」に使うと決めている人
はじめてiPadでイラストを描くのであれば、iPadが最適です。
iPadには便利な機能が多くありますが、できることが多すぎるため、はじめてiPadを使うときは慣れが必要です。
iPad初心者、イラスト初心者は
iPadが向いています!
iPadシリーズは、新作が出る頻度が高いです。
まずはiPadを試してみて、慣れてきた段階で他の種類を検討することをおすすめします。
絵を描くのに必要なApplePencilは、第1世代です。
iPad Airが向いている人
- プロのイラストレーターになりたい人
- 動画編集にも最適なiPadを探している人
- コスパの良いiPadが欲しい人
- イラストを描く以外にも使いたい人
絵を描くことだけでなく、動画編集やゲームで遊ぶことにも使いたい人は、iPad Airがおすすめです。
iPadよりも多機能でありながら、iPad Proよりもお財布にやさしいのが特徴です。
多くのプロのイラストレーターさんから親しまれているため、将来イラストやデザイン関係の仕事をしたい人にピッタリです。
絵を描くのに必要なペンはApple Pencil Proです。
iPad Proが向いている人
- プロのイラストレーターになりたい人
- 動画編集に最適なiPadを探している人
- サブパソコンのように使いたい人
プロとして仕事を受注したい、あるいは仕事を受注することが決まっている人は、iPad Proが最適になります。
動作が快適で使い心地が良い上、容量も大きいので、サブのパソコンとしても使えます。
完全にプロ仕様のため、iPadを使い慣れていない人にはオーバースペックかもしれません。
iPadかiPad Airで慣れたあと、iPad Proを買うことをおすすめします。
絵を描くのに必要なペンはApple Pencil Proです。
【便利なアクセサリ】絵を描くならペーパーライクフィルムがおすすめ
iPadでお絵描きするなら、ペーパーライクフィルムを一緒にそろえることをおすすめします。
iPad画面の保護ができる上に、まるで紙に描いているかのような書き心地になるので、絵の上達には必須と言ってもいいでしょう。
自分はiPad用のペーパーライクフィルムの中では、以下のものが気に入っています。
ペンを傾けて書いたときの描き心地が、キャンバス用紙と変わりないことに驚きました!
なお、ペーパーライクフィルムは、使用するiPad機種によって違うものを買う必要があります。
人によっては、他にもカバーやキーボードなどの付属品が必要になります。
エレコムダイレクトショップでは、付属品(アクセサリー)をまとめて買うことができます。
大手家電百貨店では、必ずと言っていいほどエレコムダイレクトショップの製品を目にしますね!
エレコムダイレクトショップは、iPadアクセサリ分野における超有名ショップであると言ってもいいでしょう。
まとめ:デジタルイラスト初心者にはiPadが最適
- 初心者向きなのはiPad
- 動画編集やゲームもしたいならiPad Air
- パソコン並みのスペックを求めるならiPad Pro
- ApplePencilは第1世代(iPad用)とApple Pencil Pro(iPad Air、iPad Pro用)がある
ApplePencilは2種類あり、それぞれの規格に合ったペンを使う必要があるので注意してください。
様々な種類のデバイスがありますが、初心者の絵の練習にはiPadが最適です。
もし動画編集やゲームなどの娯楽にも使いたい場合には、iPad Airがおすすめです。
値段で決めるのも良いですし、将来あなたがどのような仕事や趣味をしていたいかによって決めるのも良いでしょう。
iPadの場合は、買取を受け付けている店も多いです。
今のデバイスより新しかったり、高スペックなものが欲しくなれば、買い替えもしやすいので、使い終わった後まで親切な設計になっています。